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【徹底比較】自宅事務所vs独立事務所vs合同事務所。結局どれがよい?

行政書士あやな

こんにちは!
行政書士の宮城 彩奈(@ayanamiyagi)です。

本記事では「独立事務所がいいのか?自宅事務所がいいのか?合同事務所がいいのか?」について、お話しします!

開業予定の方の中には、事務所は自宅兼事務所か独立事務所か合同事務所か悩んでる方、いるのではないですか?

私、実はこの3パターン全部経験しているんです。

順番的には、独立事務所→自宅兼事務所→合同事務所です。※合同事務所というのは、行政書士、司法書士、他業種の方がいる、ビルの一室などを区画分けして使っているシェアオフィスような感じです。

経験談を元に、私が感じたことメリットデメリットをそれぞれお話しします。

少しでも参考になれば幸いです!

目次

独立事務所のメリット・デメリット。

私は最初から独立事務所にしたのですが、理由は独立事務所にした方が「稼がなきゃ」とプレッシャーがかかってよいと思ったからです。

独立事務所のメリットは、自分の好きなようになんでもやれる事です。

当たり前ですが、事務所選びからレイアウトやインテリアなどできるので、自分好みの職場に仕上がることがメリットです。

もはや自分の城です。(笑)

デメリットは、固定費の負担が増えることです。

私は「稼がなきゃ」と言うプレッシャーがよいと思って最初から独立事務所にしましたが、固定費が増えるのは現実的にはあまり好ましくありません。
稼がなきゃと思っても、もちろんうまくいかない時は誰でもあります。

固定費が増えて資金がショートしてしまっては意味がないので、独立事務所を考えている方は自分の資金とよく相談して、物件を選んでください。

私が独立事務所の時は開業初期ということでスタッフもいないですし、基本私一人でした。

路面店やビルの一室などではなく、アパートのワンルームを借りて事務所にしていました。(SOHOと言う契約形態です。)

開業当初は身内や信頼のある人からの相談もあったため、そういう方達の場合は打ち合わせも事務所内打ち合わせスペースでやっておりました。

が、私自身が女性という事もあるかもしれませんが、一般のお客様と打ち合わせとなると、「そもそも、ここ(事務所)に人を呼べないな」と思い始めました。(呼べなくないのですが、防犯意識の観点から)

そこから、事務所の引越しを考えるようになりました。

自宅兼事務所のメリット・デメリット。

次に、私は自宅兼事務所になったのですが、タイミングとしては、独立して1回目の独立事務所が2年更新だったので、その時に更新するか否か悩みました。

そういう状況だったので、ちょこちょこ別のところを探していて、一応めぼしい物件があったのですが、ちょうど引っ越しが多い春だった事もあり、他の方に先に契約されてしまいました。

計画性のない私は(笑)借りていた物件も事務所の管理会社に退去すると言ってしまっていたので、結局その事務所は出るしかなくなってしまい、自宅兼事務所に移行しました。

次の良い事務所が見つかるまで限定で‥と思っていたので1年弱ぐらいは自宅兼事務所だったと思います。

自宅兼事務所のメリットは、仕事のための外出や打ち合わせから帰っても自宅に資料やパソコンプリンターなどがあるので、すぐに仕事できるのが良いところです。

そして寝る直前まで仕事ができて、起きたらすぐ仕事ができます。どんな格好でも良いのです。(笑)

今のコロナ情勢を考えると、通勤がないのは最大のメリットですね。

いつでも仕事が出来る反面、気持ちや意識の切り替えが出来るならよいですが、デメリットは仕事とプライベートのメリハリが付かなくなります。

あとは、ホームページを開設するのであれば事務所住所を公開すると思うのですが、自宅の住所を大公開(!)することになります。

今、googleマップのストリートビュー機能で、実際の街並みの中を歩いているかのような高性能なサービスがありますよね。

となると、住所を検索すると、自分の自宅がどんな見た目の物件なのか?というのもすぐに分かってしまいます。

仮にマンションなどの見た目をしていたら、自宅兼事務所だろうなと安易に検討がつき、そういったところが危ないと思いました。

その自宅兼事務所は1年ぐらいで引っ越したので、今は合同事務所が横浜市鶴見区にあり、自宅は別の所にあるので職場と自宅は分けてあります。

合同事務所のメリット・デメリット。

合同事務所のメリットは、安心感だと思っています。

なぜそう思うのかと言うと、今の事務所は最初に説明したように、他の方もいるので防犯上も割と安心ですし、応接スペースもあるのでお客様の対応もできます。

お客様とやりとりをしていて「先生の事務所へ行きますよ。」と言っていただけるお客様が割といて、そうなった際に、今までは呼びづらい・呼べないとか、カフェでもいいですかと言わなければならなかったところを、今は合同事務所なのでお客様を呼ぶ事もできますし、来ていただけるなら自分が移動する負担もなくなります。

お客様も私の事務所がどんな事務所かも見れるのもいいところだと思います。

合同事務所は、防犯意識を高く持つのであれば他の方もいることが多いので、特に女性だと安心だと思います。

あとは、他の自業主との情報交換、邪魔にならない程度に専門外のお仕事の相談ができる、事務所費用の折半ができる、などという点が開業当初にはとても助かると思います。

デメリットは、合同事務所の場合だと、事務所によく居る人・あまり居ない人との間の差があったり、売り上げが上がってる・上がってないの個人的な要因で費用負担の割合で揉めやすいと聞いたことがあります。

このデメリットは、事前によく話し合いをしておき、懸念点をなるべくクリアにしておくのがよいですね。

比較した結果とまとめ。

私が思うのはやっぱり女性は自宅と事務所は別がいいと思います。

どんな職業でもそうかと思いますが、士業というのは資格によっては設備に指定があるとか、自宅兼事務所では駄目とか多分色々あると思いますが、例えばバーチャルオフィスなどでも大丈夫な士業以外の職種もあると思います。

会社を設立するのであれば法人登記ができるようなところもあると思うので、費用はかかるけど数万円ぐらいでプライバシーが守れるのであれば、よいのではないかと思います。

会社を設立すると代表取締役は自宅の住所が登記簿に載って誰でも閲覧できるようになってしまうのですけど、名刺やHPなどに載せるものについては、バーチャルオフィスの住所を載せれるので、そっちの方がいいかなと思います。

今の時代何があるかわからないですし、そういうふうに自分で気をつけていくと言うのも意識した方がよいと思います。

合同事務所の一番のメリットは、やっぱり打ち合わせができると言うところと思います。

以上、私の経験談ですが、自宅兼事務所でも同居人の家族がいれば別にそんなに怖くないのかなと思います。

自分の予算感や地域柄を考えて事務所を選んでみて欲しいと思います。
以上です。

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