こんにちは!
行政書士の宮城 彩奈(@ayanamiyagi)です。
今回は「開業したら最初にやるべきおすすめの営業を徹底考察!」と言うテーマでお話しします。
行政書士として一番開業が増えるのは、1月の合格発表が終わって、2月に合格通知が届き、大体4月あたりから行政書士登録が増えてくると思うので、今の時期にこの話してもピンとくる方は少ないかもしれませんが、開業したての方または開業間近の方は「開業したのはいいけど、どのような営業をしたらいいの?」と、突然フリーズしてしまっている方もいるのではないでしょうか?
私も開業1年目は気合こそ入っていたのですが、「あの時のあの時間、無駄にしたかも…。」「もっと、こうすればよかった。」などと思うこともあります。
半年くらい前に撮った営業方法の動画も人気があるので、今回は様々な営業をチャレンジした私がおすすめする営業方法という事で、簡単にお話しします。
「営業」と聞いてまず思いつくこととは?
「営業」って、どのようなことを思いつきますか?
意外と「営業したことないから、やり方が分からない。」「チラシとか意味ないって聞いた…。」など、やった事ないから進めなかったり、誰かの言っていることを鵜呑みにして、やってもない事に変な言い訳をしてやらない人が大多数です。
じゃあ、営業したことがないからそのまま誰にも知られずに廃業したいのか?と聞かれれば、そんな事は望んでないでしょうし、先ほどの例で言えば、チラシとか意味ないと聞いたから他の事をするのかと言えば、多分その他の営業方法もしないと思います。
だから「まずはやってみる事」が大事です。
そもそも事務所経営していく上で、自分を知ってもらい、売り上げを少しずつ増やしていかなければ廃業してしまうので、営業しましょう。
ずばり、おすすめの営業方法とは…?
「じゃあ、何をしたらいいの?」と思うと思いますが、私のおすすめはDM(ダイレクトメール)です。
私は人脈など皆無だったため、開業して数ヶ月くらいは交流会などにも行っていました。
丸1年くらい経とうとしていた時に「ほとんど成果が出ていない…!」と焦り始めて、「これはもう直接的な営業しよう!」と決心し、DM・飛び込み・テレアポ・FAXDM・ネットのリスティング広告など様々なものにチャレンジしました。
私はその中でも、DMが一番好きだし相性がいいなと思いました。(理由は後述します。)
そして、なぜ早くやらなかったのかと少し後悔もしました。
私は葉書タイプのDMにしましたが、自分の資金と相談して、目立つように封筒のものやA4サイズの大きいDMでも良いでしょう。
自分が今後やりたい業種、知識や経験としても強い業種など、お客様になって欲しい会社をリストアップしてDMを送ります。
DMはラスクルなどに頼んでも1通80円前後で送れるので(何通送るかにもよりますが。)そんなに大きい出費にはならないと思います。
例えば、300通DM送ったら24,000円と仮定し、建設業許可の更新DMをしたとして、1件単価は地域で違うものの、6〜8万円くらいでしょうか。
1件でもご依頼になれば、36,000〜56,000円くらいプラスになります。
それから継続的なお客様になれば、最初の投資した24,000円はあっという間にペイします。
DMのメリット・デメリットとは?
先ほど価格面での話を出しましたが、その他のDMのメリット・デメリットをまとめます。
メリット
- 飛び込みやテレアポと違い、対面での会話をしなくてよい。
- 相手の時間を奪わない。
- 費用対効果が高い。
- 潜在的な顧客にも情報を届けることができる。
デメリット
- 見られずに捨てられてしまう。
- 多少費用がかかる。
- 「勝手に送るな!」とクレームが入ることがある。
- 同業他社にDMを見られることがある。(お客様が見せる。)
さらに気にする点といえば、送る時期・曜日などでしょうか。
私は営業を試すときは期間を決めて試すので、DMの場合は1年間続ける事にしました。
そしてしっかり1年間DMを送り続け、送り先・送り方などだいぶ分かってきたので、結構ノウハウ貯まったのではないかなと思っています。
もっと深いことを知りたい方は、私のオンラインサロンなどで話したりしているので気になる方はお問い合わせください!
DMなどアナログで地味ですが、人脈もないうちはアナログ営業がとても大事です。
最後に
開業当初からやった方がいいことといえばとても重要な事があって、営業の話では無いのですが、それは「士業として開業するなら業際を把握しよう。」と言うことです。
私が開業当初、業際違反したとか違反しそうになったと言うわけではなく、たまにSNS上で行政書士が事務所HPに他士業の業務を載せている事など見かけるからです。
税金は税理士かな?と想像つくかもしれませんが、少なくとも司法書士・社労士・弁護士の業務範囲は把握しましょう。
行政書士の業務は非常に幅が広いです。
やってはいけない事はやってはダメで、知らなかったでは済まされません。
開業する前に業際は確認してくださいね。
では、以上です。