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【コスパ最強説】行政書士で独立開業するメリット

行政書士あやな

こんにちは!
行政書士の宮城 彩奈(@ayanamiyagi)です。

本記事では「行政書士で独立開業するメリット」をお話しします! 

私の場合、ただ社長になりたくて何をするかもわからない行政書士の資格取りましたが、取ったら取ったで「すごい、いいなぁ~サイコーじゃんこの資格!」と思っています。

士業でも特に行政書士は「食えない」と言われておりますが、今回はとりあえず食えない論は置いておいて、まずは行政書士で開業すると「こんなにいい!」という夢のようなお話をします。(食える食えないの話はまた別の機会でお話ししますね。)

では早速「サイコーじゃん!」と思う理由、いってみましょう。

目次

支出が少ない。

行政書士は、まず仕入れもないし在庫を抱えるリスクというものがないです。

パソコン・プリンター・スマホ・携帯があれば基本的には仕事ができてしまいます。

自宅で開業できるなら、その自宅とは別に事務所を借りる必要もないので、家賃もかかりません。

仕事が回るようになってきてから別に事務所を構えるにしても、仕入れがないところは変わらないので、在庫のための場所の確保をする必要がないことはずっと変わりません。

なので、少額の資金で独立にチャレンジできると言うのは最大のメリットだと思います。

最初から行政書士専業1本が不安な方は、会社員であれば会社に勤めつつ、副業可能の職場であれば兼業で始めて、安定したら行政書士1本で独立してもよいのではないかと思います。

やることが決まってる。

行政書士だと意外と「何をしたらいいかわからない」とか、「今後どういう風に専門分野を絞っていこう」と悩まれる方が多いのですが、行政書士その他士業関係はまず行政書士法、司法書士法、弁護士法などに出来ることは記載されています。

なので、ベンチャーで起業する時のように「何もないまっさらなレールを進む」ということはないです。

真っ白なキャンバスに、まず何を書くか?などテーマから決めなきゃいけないというのは相当大変だと思います。

でも、行政書士など士業の場合は、「法律上○○の分野ができます。」というのは決まっているので、「じゃあこの中から自分の専門分野を決めよう!」ということができるということです。

士業という専門家は非常に世間的に分かりづらい職域で分かれていますが、とりあえずの道筋だけでも士業の法律が導いてくれるので、独立開業にはとてもうってつけだと個人的に感じています。

信用力がある。

士業という国家資格はいろんな資格に比べても破壊的(!)な信用力があります。

世間のイメージは「お堅い先生職」という印象が強いかもしれませんが、資格のおかげでアピールしなくても「秘密は守ってくれるから安心」という風に信用され安くなります。

「信用」というのはお金以上に価値があると思うので、そこはメリットかなと思います。

個人事業主スタートが基本。

これは士業以外の業種でも個人事業主スタートというのは全然ありますし、ありだと思います。

ただ、業種によっては顧客に「法人じゃないとお取引できません」と言われてしまう場面も実際にあります。

そこで会社を設立しなければならないとなると、株式会社を設立には登録免許税・公証役場の費用など全部含めて25万から30万円がかかってきます。(最近は合同会社という法人形態も増えてきていますが)

ですが、士業はそもそも個人事業主スタートがオーソドックスなんです。例えば行政書士○○事務所というのが普通なんです。)

現行法では、行政書士法人は行政書士2人以上必要で、人数が足りないと設立出来ず、最初から仲間を集めて行政書士法人でスタートしよう!と言うのはそんなに多くないのではないかと思います。(令和3年6月から1人行政書士法人がOKになりました。)

もちろん、行政書士法人化するというのが早い方はいらっしゃると思ういますが、大体は一人事務所でスタートするパターンが多いと思います。

行政書士も最初に登録費用を都道府県別の単位会に25万円〜30万円を払うのですが、法人の場合は設立してしまうと、年商がたとえゼロ円でも一定額の税金はかかってきてしまいます。

なので、登録費用や月会費など行政書士会に一定額支払うお金はありますが、費用的な面でも個人事業主だとしても信用が得られるというのは大きなメリットだと思います。

私がパッと考えるのはこの4つですが、他の行政書士の先生からは「こんなとこがいい」とか「あんなとこがいいところだ」という事は結構出てくるんじゃないかと思います。

「儲かる商売の4原則」全て当てはまる!

余談ですが、起業家のホリエモンさんが儲かる商売の4原則として4つを挙げています。

  1. 利益率の高いビジネス。
  2. 在庫を抱えない。
  3. 毎月一定額の収入が得られること。
  4. 少ない資本で始められる。

行政書士で開業する場合は、なんとこの4つがほぼ当てはまります。

1つ目、原価がかからないので利益率が高いです。
実際、許認可で1本15万円〜20万円という業務を請負えば、極端な話それが月1本〜2本でも自宅開業などの場合だとしたら、それだけでも会社員の給料と同じくらいなので生活していける人もいると思います。
ただ、そのように最初からコンスタントに依頼をもらうというのは難しいかもしれませんが、利益率も高いと思いました。

2つ目、在庫は抱えません。

3つ目、固定収入が得られると言うところですが、行政書士は顧問契約が取りづらいと言われています。ですが、私も一応顧問契約があったりするので、そこは工夫次第でなんとかなると思います。

4つ目、少ない資本で始められるというのは、先ほどプリンター・パソコン・スマホがあればスタートできますよというところになります。

以上、4原則に則っても非常に行政書士というのは良いビジネスだということが伝わったのではないかと思います。

最後に。

終始メリットだけ話すと結構うさんくさいなって思ってしまうかもしれないので、一応デメリットを少し伝えるとするならば、行政書士の業務は「労働集約型」なので自分がずっと動き続けなければなりません。

最初に仕入れがないと言いましたが、書籍を買って頭にインプットするというような実務や法律の勉強時間は取り続ける必要があります。

平日・土日・祝日関係なく、家で作業やインプットが必要です。

実際の書類作成などの業務は、徐々に仕事が安定的に回るようになった時にスタッフを入れたり、業務委託をしたりして少しずつ自分の仕事を分散させて、一経営者として自分が何をすべきか?という事を明確にしていくのは大事だと思います。

今伝えたデメリットの話も、インプット好きな方などもいますし(私はあまり得意じゃないけど)自分の知識が増え続けていくということはすごい良いことですよね。

なので、一概にデメリットとは言えないかと思います。

以上になります。

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